ハロウィンの飾り付けやお菓子、仮装グッズなどがお店で見かける時期
になりましたね!?

かわいらしいオバケやカボチャから、ちょっとリアルで迫力のある吸血鬼やゾンビ・ガイコツまで、楽し気な雰囲気が伝わってくるイベントです。

ちなみに、当院では頻繁に「ガイコツ」ならぬ「骨」が目撃されます・・・。といっても、心霊現象でもなんでもなく、『レントゲン撮影』のこと!

今回は、そんな『レントゲン撮影』で私たちが「一体どんなことを診ているのか?」をご紹介していきたいと思います。

虫歯治療は進行具合によって、治療方法が大きく変わるもの。見た目は小さく見える虫歯や、一見何も問題がなさそうに見える歯であっても、実は歯の中で虫歯が大きく広がっていることがあるのを調べられるのが『レントゲン撮影』。

虫歯の見逃しをなくすことで、早期治療につなげることが出来るのです。

また、歯ぐきの中の骨の状態を見ることで、歯周病がどの程度進行しているのかを把握して治療に役立てることが出来たり、これから生えてくる親知らずの有無や状態をチェックしたり、お子さまの場合は、まだ姿の見えない歯がどのようになっているかを知ることで、周りの歯に悪い影響を与えないかなどを予測し、今後の治療計画を決定します。

歯の治療のための『レントゲン撮影』で、患者さん自身に全く自覚がなかった腫瘍などを発見するケースも稀にあります。

見た目だけでは分からない情報を細かく伝えてくれる『レントゲン撮影』。正確な診断や治療につながる、私達にとってはなくてはならない存在です!!
 (文章協力 株式会社シーエイチアイ)