院長のひとりごと No238
前号では『口呼吸』をしていると、虫歯や
歯周病の原因になることも・・・、
で終了していました。
では、続きです。
『口呼吸』を続けてしまうことによって
お口の中はだ液が少なくなり、乾燥状態に
なってしまいます。
本来、だ液は細菌や汚れを常に洗い流して
くれていますが、乾燥状態が続くことに
よって、虫歯や歯周病菌が繁殖しやすく
なるのです。
他の影響として、口臭の原因や歯並びが悪く
なる・味覚障害を引き起こすなど、様々な
トラブルを招くことも・・・。
では、実際に『口呼吸』から『鼻呼吸』に
改善していくためには、どうすれば良いので
しょうか?
まずは、ご自宅でも簡単に出来る
【あいうべ体操】をおススメしたいです。
1) 「あー」と口を大きく開く
2) 「いー」と口を大きく横に開く
3) 「うー」と唇をとがらせ、口を強く
前に突き出す
4) 「べー」と舌を突き出し、下に向けて
伸ばす
この1~4を1セットとし、毎食後に10回
繰り返して下さい。
舌やお口の周りの筋肉を鍛えることで、
お口が不意に開くことを防ぎ、『口呼吸』の
改善の他に、いびきや誤嚥(ごえん)の
予防効果も期待ができるとのことです。
ぜひ、毎日の習慣にしてみてはどうで
しょうか!?
(文章協力 株式会社シ-エイチアイ)