院長のひとりごと No268

新年を迎え、気持ちも新たに様々なチャレンジを始める方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな時こそ、心身の健康維持は欠かせません。

「歯の痛み」など、お口の状態にお悩みがあれば、早めの受診が肝心です。
しかし、歯の痛みは必ずしも歯が原因ではないこともあるのをご存じでしょうか?
今回は、歯が原因ではないのに歯の痛みを引き起こし、治療が困難となる『歯科恐怖症』についてのお話です。 

『歯科恐怖症』の方は「歯科医院を受診しよう」と考えただけで、口腔内に異常がなくても、歯や歯ぐきに痛みを覚えることがあります。
さらに「動悸やめまい」「大量の発汗」「過呼吸」など、人によって症状は様々です。
『歯科恐怖症』が悪化してしまうと治療が受けられず、お口の健康を大きく損なう結果になるのは想像に難しくありません・・・。

『歯科恐怖症』の対策ですが、【まずは箱談】して下さい。 

なかなか重い腰を上げるのは大変かもしれませんが、一緒に出来る範囲での治療方法を考えて行きましょう。 

そして治療が出来るようになって一番大切なのは【痛みを我慢しすぎないこと】です。 

「大人は痛みを我慢するべき」という考え方にとらわれる必要はありません。正直に「怖さ」「痛み」の状況を話して頂くことで、患者さまと一緒に対策・対応を考えながら、様々なアプローチで治療を進めていくことが出来ます。  

「むし歯の治療をしたいけど、歯医者が怖くて治療ができていない・・・。」と悩んでいる方は多くいるはずです。
そういった方を一人でも解決できるよう、我々も努力をして行きます。
(文章協力 株式会社シーエイチアイ)