院長のひとりごと No261

いよいよ夏本番。
旅行やキャンプ、マリンスポーツといったレジャーがたくさん楽しめる季節ですね。

日頃の疲れを癒すべく、お子さんの夏休みやご自身の休暇に合わせて、計画を立てている方も多いのではないでしょうか? 

しかし、そんなせっかくの「楽しみ」も突然の「歯の痛み」に悩まされては台無しです。
虫歯や歯周病にも注意が必要ですが、実は『気圧性歯痛』という、旅行中だからこそ起こりやすい歯の痛みが存在します。

飛行機に乗ると、「耳がつまる・痛くなる」といった症状が出る方がいます。
これは、機内の気圧が変化することで、鼓膜の中と外で「気圧の差」が生じて
しまうためです。
こうした搭乗中に起こる「お腹痛くなる」「気分が悪くなる」の他に「歯痛」にも注意が必要。

気圧が低くなると、スナック菓子の袋が膨らんで行くように、歯の内側には神経が入っている空洞があるので、気圧の変化で歯の痛みを引き起こしてしまうことを『気圧性歯痛』といい、飛行機だけではなく、登山やダイビングなどでも起こりやすいと言われています。

とくに、虫歯や治療中の歯は、『気圧性歯痛』が発生する可能性が高くなります。
もし、これから旅行やレジャーへ行く時に飛行機などを利用するのにも関わらず、治療が必要な歯や、治療中の歯を放置している方、また「しばらく歯科を受診していない」という方は、楽しい思い出を作るためにも、事前に検診を受けておくことをおすすめします。

さて、今年の当院の夏休みは
 8月11日(金.祝) 〜 8月16日(水) までです。

夏バテしないよう、お互いに頑張りましょう!!
  (文章協力 株式会社シーエイチアイ)