院長のひとりごと No224

新型コロナウィルスの感染予防対策として、
手指消毒・検温・うがいなどにご協力して
頂き、ありがとう御座います。

今回は『うがい』についてなんですが、
国が呼びかけている感染予防対策に『うがい』
は含まれていません・・・。

『うがい』によるコロナ対策に効果が
あるのか?どうなのか?

ある某知事が、ポピドンヨ-ドを含むうがい薬
(イソジンなど)を使用して『うがい』を
すると、唾液の中の新型コロナウィルスが
減少して、他人にうつしにくくなる可能性
(あくまでも可能性)があると発表しました。

軽傷の新型コロナウィルス患者の口腔内を消毒
したら、重症化(おそらく肺炎への進行)を
減らせる可能性があるとのことでした。

当院では、この発表の前から皆様には
『うがい』のご協力をしてもらっていましたが
その目的は、治療中に起こる飛沫の中に
含まれる新型コロナウィルスの量を短時間でも
減らし、【飛沫による拡散を一時的に減らす
効果を期待する】こと。
化学的な根拠がないのでなんとも
言えませんが、口腔内をキレイに保つことは
肺炎(誤嚥性肺炎)の予防につながることは
以前から知られています。

何もしないのではなく、出来ることなら少しの
ことでもやっていく・・・。
そんな思いで皆様に『うがい』のご協力を
お願いしています。

「友人と普通に会って話したい!飲みに
行きたい!!」
「神宮球場に行って、大きな声を出して
大好きなヤクルトを応援したい!」

そんな生活が戻るのは、いつになるので
しょうか・・・。