院長のひとりごと No210

 「歯科技工士」という職業をみなさんは
ご存知ですか?

歯科医院の縁の下の力持ち的な存在で、
とても大切なパ-トナ-である
「歯科技工士」さん。
虫歯や歯周病などで削ってしまった歯、
失ってしまった歯を復元する医療技術職で、
国家資格の一つです。
入れ歯や差し歯、歯のかぶせ物や
詰め物を、患者さん一人ひとりに合わせて
作らなければならない完全な
オーダ-メイド。

私の父は「歯科技工士」を数十人も集めて、
『歯科技工所』を経営していましたが、
高齢に伴う体力の限界で、先月にたたむ
ことになりました。
昭和49年創業なので45年間続けたことに
なります。
ここ最近、父は会うたびに背中が丸くなり、
歩くのもチョコチョコと足を運ぶように
なって辛そうです。
父や勤務をしてくれた方々のおかげで、
今の自分はあるといつも思っています。
『感謝』という言葉しか出てきません・・・。

かんざき歯科は開業してもうすぐ16年。
尊敬する父親と同じ45年を目指すと
なると、あと約30年・・・。
健康に気をつけてこれからも頑張ります!