院長のひとりごと No168

この時期になると祖母がいつも
「暑さ寒さも彼岸まで」 と言っていました。

そんな言葉を思い出しながらある雑誌を読んでいると、
雑木林の中、あたり一面が真っ赤な絨毯のように咲き誇る
花の写真に目がとまりました・・・。

花の名前は 「彼岸花」。

調べると満開はもうすぐとのことだったので、
さっそくこの目で見てみたいと思い、
埼玉県日高市にある巾着田(きんちゃくだ)曼珠沙華(まんじゅしゃげ=彼岸花の別名)公園
に行って来ました。

日高市内を蛇行する高麗(こま)川に囲まれた地形が、
ちょうど 「きんちゃく」 の形に似ていることから 「巾着田」と呼ばれるようになり、
その林の中に自生した彼岸花約500万本が群生しているのです。

残念ながらあたり一面が真っ赤とはなっていませんでしたが、
あちこちに咲き乱れる彼岸花は、とても怪しく神秘的な感じがしました。

約1時間弱で行ける場所なので、来年に是非どうぞ!