院長のひとりごと No282

この時期の旬の食べ物といえば「たけのこ」ですね!
さわやかな風味とシャキシャキした食感が食欲をそそります。
このような食の楽しみを、この先ずっと感じられるかどうかを大きく左右するもの、それは歯の本数です。

人間の永久歯は28本、親知らずを入れると32本あり、およそ20本以上あれば、ほとんどの食べ物をご自身の歯で自由に食べることが出来ます。

しかし、それを下回ると肉類やナッツ類、たくあんなど歯ごたえのあるものが徐々に噛みにくくなり、半数以下になると比較的やわらかいものまで噛みにくくなります。
さらに、5本以下になると食べられるものがかなり制限されてきます。
(総入れ歯で問題なくお食事が出来ている方もいますが・・・。)

高齢者を対象としたある調査では、歯の本数が多い人ほど、食事の満足度や期待感が高いという結果が出ています。
健康な歯を保つことは、食事の選択肢を広げるだけではなく、食事の楽しさや健康にも影響を及ぼします。

やわらかい食べ物中心の食事は、肉類や野菜類が不足しがちで、健康維持に不可欠なタンパク質やビタミン、食物繊維が摂取しにくくなります。
その結果、筋力や免疫力が徐々に低下し、将来の要介護リスクを高める要因になってしまうというデータもあります。

つまり、自分の歯でしっかり噛めることは、すこやかな老後を過ごすための重要な要素なのです。

何歳になっても自分の歯でおいしく食事を楽しむことは、健康的な生活を支える大切な要素であり、人生の喜びの一つにもなります。

「もっと歯を大事にしておけば良かった」っと将来思わないように、定期的な歯科受診を習慣にして歯の健康を守っていきましょう!!
 (文章協力 株式会社シーエイチアイ)