院長のひとりごと No244
2月下旬から始まったウクライナ情勢の緊迫によるものと、長引くコロナ禍による工場稼働率の低下や輸送停滞も加わり、4月1日から日用品や食材、公共料金など幅広い分野で値上げの春になってしまいましたね・・・。
この値上げの波は歯科医院にも無関係ではなく、虫歯の治療に必要な銀歯の価格が高騰しているのはご存知でしょうか!?
歯科金属の中でも『パラジウム』はロシアが世界一の産出国で、全体の45%近くを占めていますので、今回のウクライナ情勢の影響は絶大です。
しかし、銀歯は保険適用になっていますので点数が決まっています。すぐに点数が上がるわけではなく年に数回、点数が上下することによって調整されます。
そして今回はこの4月に、医科・歯科では2年に一度の『初診料』や『再診料』をはじめ、『処置』や『検査』などの保険点数の改定があります。限られた財源の中での改定になりますので、窓口負担が倍になるようなことはありませんが、今までと同じ処置内容でも微妙に窓口で支払う金額が違うことがありますので、ご了承ください。
「この前と同じ治療なのに、金額がちがうな~・・・。」
「今までにない、領収書のこの点数は何?」
など、少しでも疑問があればお答えしますので質問して下さい!!