院長のひとりごと No154

「唾液をナメんな!!」
こんな見出しが新聞を読んでいて心に引っかかりました。
内容は・・・。

普段はあまり意識することのない唾液。
1日1.5ℓも分泌され、
「虫歯」「歯周病」「口臭」の予防に役立つだけではなく、
「逆流性食道炎」や「インフルエンザ」などの感染症予防にも
つながっているいるすごい奴。

普段は食べ物の円滑な消化と吸収が主な働き。
その他に細菌を洗い流したり、歯の表面を再石灰化したりと活躍!

しかし、唾液の量や質が低下すると、口の中がパサついたり
ネバネバすることにより、虫歯や歯周病が・・・。

原因は、加齢 ・ 薬の副作用 ・ 自律神経の乱れなどが考えられます。
対策として有効なのは、食事の時にゆっくり多く噛んで唾液をたくさん出す
努力をすること。
また、こまめに水分を取ったりウガイをし、定期的にキシリトールガムなどを
噛むことも効果的です。

「口は全身の健康の入り口。唾液をナメんな!!」