院長のひとりごと No110

お彼岸を過ぎて、日に日に秋の空気になって来ました。

お彼岸の時にスーパーで買い物中、娘が
「これってお萩だよね?牡丹餅と何が違うのかな~?」
と質問して来ました。

私は
「・・・。こしあんがお萩で、粒あんが牡丹餅?
米粒が残っているのがお萩で、完全に餅になっているのが牡丹餅?」
と曖昧な返答・・・。

さっそく家に帰ってから娘と一緒に調べたところ、
基本的には同じ物で、違うのは食べる時期だけとのこと。

牡丹の季節、春のお彼岸に食べるのが「牡丹餅」で、
萩の季節、秋のお彼岸に食べるのが「お萩」。

昔は、お店でも区別して売っていたが、
今は年中、「お萩」で通すお店が圧倒的に多くなったそうです。

風情を盛り込み、季節によって呼び名や作り方を変える所が、
昔の人って「粋」ですよね。

「棚からお萩」と言わず、なぜ「棚から牡丹餅」何ですかね?
新たな疑問です・・・。