院長のひとりごと No136

残暑お見舞い申し上げます。

花火と言えば夏の風物詩ですが、皆さんは花火を観て
涙を流したことはありますか?

先日、数年ぶりに「長岡花火大会」に行って来ました。
日本三大花火の一つである長岡の花火大会は、
秋田大曲・土浦と比べ「花火競技」ではなく、
長岡空襲の『慰霊』や中越地震からの『復興』を表す花火大会なのです。

その中でも、何度でもよみがえる不死鳥の名を持つ
【復興祈願花火 フェニックス】
は、鳥肌が立ち胸を打たれ涙があふれます。

中越地震の際、被災者を勇気付ける応援歌だった
平原綾香さんの「Jupiter」に合わせ、長さ2kmにわたって打ち上げられ
今年は震災から10年という節目のため、打ち上げ数や時間は例年の1.5倍。

壮大すぎるスケールに、
「スゴーい!」 「オぉー!!」
を連呼し、最終的には声が出ず自然に涙が・・・。

まさに「祈り」を打ち上げているような花火。
その美しさと込められた意味に、感動した一日でした。