院長のひとりごと No293

2月1日は『テレビ放送記念日』だそうです。
1953年2月1日に日本で初めてテレビの本放送があったことに由来しています。かつてはテレビが家庭の中心でしたが、現代では若い世代を中心にテレビを見る時間が減り、スマホを使う時間が増えています。

このスマホですが、使い方によってはお口の健康に悪影響を与えることがあります。
スマホを見ている時や何かに集中している時に、無意識に上下の歯が触れていることはありませんか?
「それの何がダメなの?」と思う方もいるかもしれませんが、知らないうちに習慣化してしまうと危険なことが・・・。

意外と知られていませんが、上下の歯が接触する時間は、食事や会話を含めても1日に20分程度で、それ以外の時間は、2〜3mmほど離れているのが正常な状態です。
これとは反対に、何もしていない時でも無意識に歯が触れ続けてしまう状態を『TCH(歯列接触癖)』といいます。

「ちょっと触れているだけ」のつもりでも、その状態が長く続くと、歯や顎の関節にダメージが蓄積されていきます。
その結果、かみ合わせの違和感や顎関節痛、歯の割れや欠け、知覚過敏や歯周病の悪化といったお口のトラブルの原因になってしまうのです・・・。

『TCH』は、仕事や趣味に集中している時や、下を向いた姿勢の時に起こりや
すくなります。また、過度にストレスが溜まっている時にも、無意識に歯を噛
みしめる時間が増えるといわれています。

もし、心当たりがある場合は、気づいた時に意識して歯を離す習慣づけを行うことが大切です。
『TCH』は無意識に起こる癖の一種なので、まずは自分にその癖があるかどうかを知ることが改善の第一歩になることでしょう・・・。
(文章協力 株式会社シーエイチアイ)